ブラウのデッキはこうやって組んでみているよの記事

この記事について

最近ヴァイスシュヴァルツブラウに興味を持ってくれたフォロワーさんが

「ルールは覚えたけどデッキの組み方が分からない」

と仰っていたので、何かの参考になるかな?と思って私の組み方を全て文字にしてみた記事です。

書いている人は特に公式戦での記録を残していないカジュアル勢です。ブラウ初めてそろそろ1年。1年間アイドルマスターSideMを使っています。一応ヒプマイも持ってはいる。コナン第二弾で和葉ちゃんメインのデッキを組みたい。そんな感じです。

今回はルールは知っている前提で進めていきます。

※記事中の画像はほとんどがブシナビからのスクリーンショットになります

 

デッキのセオリー

具体例に行く前に、よく言われているデッキの組み方について説明します。
初心者にも使いやすいとか、これを守るとよく回るとかそういう王道のバランスですね。

レベルごとの枚数・色の割合

レベル0:15~20枚程度
レベル1:8~14枚程度
レベル2:2~6枚程度
レベル3:4~8枚程度

レベル2が少なめになっているのは、ここからダメージが増加するためすぐにレベル3になってしまうとか、レベル3のカードには条件を満たすとレベル2で出てくる「早出し」のカードがあるのでレベル2を補えてしまうとか、その辺りが理由みたいですね。

 

色は初心者のうちは1~2色が使いやすいです。
2色以上使う時も、レベル1帯だけは1色に絞った方が使いやすいです。レベル置き場にカードが1枚しかない=安定して発生させられる色が1色だからです。
色は半々ではなく、メインの色とサブの色をしっかり分けた方がうまく回ることが多いです。

 

定番のカード

早出しレベル3・集中・助太刀・ヒール(回復)、そしてCXコンボ。この辺りは入っていないデッキを探す方が難しいぐらい定番です。

早出しレベル3:条件を満たすとレベルを下げて手札から出てくるレベル3のキャラ。その分デメリットが付いていたりパワーが控えめだったりしますが、それでも強いです。デッキの色に合わせて選びましょう。

集中:山札を4~5枚控え室に置き、CXがあれば手札が増える効果。手札にカードを加える効果は他にもありますが、集中は「山札をどんどん削れる」のがポイントです。
山札にもうCXがないとか、早出しの条件が控え室のカード枚数だからゼロにしたいとか、リフレッシュしたいタイミングってありますよね。それを調整できるのが集中です。

助太刀:拳のマークが付いているカード。あれです。

ブラウでは数少ない、「相手のターン中にできる行動」が助太刀です。カウンターや妨害に使えるので気に入ったものを入れておきましょう。
助太刀はコンボに必要とかじゃない限り2,3枚でいいと思います。

ヒール(回復):クロックのカードを減らせるカードのことを指します。控え室に送ったりストックに飛ばしたり。このゲームは7点×4のダメージを受けたら負けなので回復で負けを遠ざけましょう。また、クロックに置かれちゃったカードを救済できるカードでもあります。レベル3のキャラが多いですが、たまにイベントもありますね。

CXコンボ:赤いアイコンで「CXコンボ」って書いてあるやつ!違うレベルの2種類を入れるのが無難

 

ざっくりこんな感じですね。
もちろん例外はあります。使いたいカードが4色要求してくるとか、あまり見ない戦法で勝ちたいとか、入れたいカード全部入れたらCXコンボ入れるスペースがなくなったとか、色々な理由でセオリーを守らないデッキはあります。
理由やこだわりがないならこれを守ると使いやすいデッキが組めるよ~ってぐらいに私は考えています。

 

さて、ではこのセオリーを実際にどのように使ってデッキを組むか。
次から具体例を上げて説明してみます。

 

SideMの『天峰秀』デッキを組む

どういうデッキを組むか決めよう

デッキを組む時に大事なこと、それはまず「何をしたいのか」を考えることです。

 

・好きなキャラの好きな絵のカードを使いたい。自分が楽しめればあまり勝てなくてもいい

・このタイトルで勝ちたい。キャラはみんな好きだから誰でも良い。予算はあまりない

・面白そうな効果のカードを見つけた!どう使ったら強いか試したい

・絶対に推しで勝つ。お金は幾らでもかける

 

などなど。なんのためにデッキを組むのか。それによってコンセプトも決まりますし、妥協できる・できないラインも変わってきますからね。

 

さて、私はSideMが元々好きなのですが、とあるイベントをきっかけに天峰秀というキャラが好きになっちゃいまして。北村想楽先輩に弄られていたのも可愛くて良かった。
なのでこの記事では、『天峰の好きなカードを入れて活躍させるデッキ』を組んでいきます。

(SideMはほとんどのキャラに1種類しかカードがないので、この先カード名は基本的に省略して名前だけで呼びます)

使いたいカードは?

そんな動機なので今回は使いたいカードを起点に考えていきますよ。

まずは天峰がメインになっているカード。目立つのはこの3種でしょうか

『世界を満たす歌 天峰秀』『天道輝&天峰秀&天ヶ瀬冬馬』『315 STARS』

『天峰秀』だけが青で他2枚は赤。この2色のデッキを組んでいきます。SideMは黄色もありますが、今回はお休みで。

さて、赤が入るなら好きだけど他のデッキでは使えていないあのキャラも入れたい、と思ったので使いたいカードを追加します。

『渡辺みのり』『天道輝』

とりあえずこの5枚を入れる、ということで初めて行きましょう。

 

そのカードをどうすれば活かせるか考える

この5枚の中でもっとも厄介なのがイベントカードの『315 STARS』です。

まず、イベントカードはキャラと比べると手札に加える手段が少ないんですよね。
さらに言うとこのカード、BRしかないという結構なレアカードで私の手元には1枚しかありません。必然的にピン差しです。
まあ、レベル2で使用条件が厳しいイベントカードを4枚入れるのも手札事故が怖くてやりたくないので、持っていても2枚までしか入れないかなあ、私は。なのでわざわざ予算を割いて買い足しはしないかな……。

その厳しい条件を示すテキストがこちら。長い。

ブラウ用の描き下ろしイラスト、眩しい

あなたの《音楽》のキャラが5枚以上で、あなたのキャラすべてが異なる特徴を持つなら、あなたは自分の《音楽》のキャラを2枚まで選び、そのターン中、パワーを+2500し、あなたは自分の控え室の《音楽》のキャラを1枚まで選び、手札に戻し、自分の控え室の、あなたのキャラすべての持つ特徴と1つ以上異なる特徴を持つキャラを1枚まで選び、手札に戻す。

テキストの《》で括られているのは「特徴」です。キャラの名前の下に、四角い枠で囲まれた小さな文字があります。それが特徴です。

この天峰のイラスト、照明ガンガンでかっこよくて好き

この矢印のところ。『天峰秀』の場合は《音楽》と《C.FIRST》の2つの特徴を持っていることになります。特徴はタイトルごとに色々ですが、SideMの場合はアイドルなので全員共通で《音楽》を持ち、もう一つはユニット名になっています。

さて、このテキスト

あなたの《音楽》のキャラが5枚以上で、あなたのキャラすべてが異なる特徴を持つなら

《音楽》は全員持っているので基本的には気にしなくて良いですね。舞台上の5枚全てに《音楽》とは別の特徴があり、かつ全員バラバラじゃないとこのイベントは使えません。

さらに

自分の控え室の、あなたのキャラすべての持つ特徴と1つ以上異なる特徴を持つキャラを1枚まで選び、手札に戻す。

フル活用するためには、控え室に6つ目の特徴を持つキャラがいる必要があります。

・イベントカードを手札に入れる手段を考える

・同じ特徴を持つカードはできるだけ入れないデッキにする

この2点が必要になるわけです。この1枚のために。

でも、うまく使えればコスト1で2枚回収です。レベル3に上がる直前に控え室から『天峰秀』を2枚回収して、レベル3になった途端に並べられる可能性があります。美味しい効果なのでちゃんと使っていきたいところですね。

 

一旦、このカードを手札に加える方法を考えましょうか。

ブシナビで「イベント」と検索してみると

検索結果はこの1種類だけ。控え室からイベントを回収できるカードですが、黄色なので今回は候補から外れます。
他のワードで検索してみましょうか。手札に加えられればいいので「手札に」とかで絞ってみますよ。

いっぱい出て来た。

この中にはキャラだけ手札に加えるものや、「手札にあるこのカードを~」といったテキストの物もあるので、テキストを読んで絞っていきます。
今回は赤青のデッキなのでその2色だけ見ていきますと、候補はこの辺りになります。

山札の上を見て手札に加える効果を持つカード達です。それぞれ「手札から舞台に置かれたとき」「CXコンボ」「このカードをレストする」など、使える条件が違いますし、山札の上を何枚見るかも違います。

『岡村直央』は舞台にいると他のカードが出てくるたびにデッキトップをチェックできる効果もあります。

自動 他のあなたの《音楽》のキャラかこのカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札を上から1枚見てよい。(見たカードは元に戻す)
起動[ストック①][このカードをレストする] あなたは自分の山札を上から2枚まで見て、レベル1以上のカードを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加え、残りのカードを控え室に置く。(CXのレベルは0として扱う)

手札に加えられるカードの条件は「レベル1以上」だけなので、レベル2の『315 STARS』を回収するには十分です。レベル0で序盤から舞台にいられるのでチャンスも多いですね。トップチェックができるので集中を確定成功させることもできます。便利そう!

ここでは『岡村直央』を最有力候補に、他のカードも候補としていったんリストアップしておきます。

 

ちなみに入れたいカードに入っているこちらのカード『天道輝&天峰秀&天ヶ瀬冬馬

トリ天とか呼ばれることがある3人

特徴が《音楽》しかないので『315 STARS』とはだいぶ相性悪いです。イラストのメンバーは同じなのに。

 

 

さて、次に行きましょう。

『天峰秀』を考えます。

永続 あなたのキャラすべてが《音楽》なら、このカードのパワーを+1000。
自動 このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分のクロックの上から1枚を、控え室に置いてよい。
自動CXコンボ このカードがアタックした時、CX置場に「C.FIRST」があるなら、そのターン中、このカードのパワーを+3000し、あなたは相手に1ダメージを与えてよい。(ダメージキャンセルは発生する)

レベル3 コスト2 回復持ちでCX連動のアタッカーです。詰め要員ですね。

効果を使うのにコストは特に必要ないので、舞台に出すストックだけ溜めておけば問題ありません。キャラを回収するカードは上の『315 STARS』を含め沢山あるので、手札に持って来るのもそこまで難しくないです。レベル3だから『岡村直央』でもリクルートできますね。

CXコンボなので、連動するCX『C.FIRST』を4枚入れておきましょう。

天峰の本来の所属ユニット

ゲートアイコン(通称:門)なので上手いこといけばCXも手札に持って来られそうな感じがします。

 

他のカードを選ぶ

セオリーに従って他のカードを選んでいきます。

 

もう一つのCXとCXコンボ

レベル3は『天峰秀』を活躍させたいので、レベル3は除外して考えます。

レベル2以下、CXコンボで検索

赤と青に搾ると『伊瀬谷四季』『握野英雄』『円城寺道流』が候補です。

レベル1にはすでに『渡辺みのり』(赤)がいるので、レベル1青の『握野英雄』は使いずらいですね。
イベント回収要員としても出てきた『伊瀬谷四季』を採用しましょうか。色も同じ赤です。

自動CXコンボ このカードがアタックした時、CX置場に「High×Joker」があり、あなたのキャラすべてが《音楽》なら、あなたは自分の山札の上から1枚を公開する。そのカードがレベル0以下のキャラならストック置場に置き、そうでないならあなたはそのカードを手札に加えるか控え室に置く。

トップに左右される効果なので、トップチェックができる『岡村直央』が改めて採用確定です。

 

集中

夏休みの宿題を7月に終わらせていそう

スタートデッキのカードを含めて4枚候補があります。青と赤から選ぶとしても3枚。
ここで気になるのは『眉見鋭心』が『天峰秀』と同じ《C.FIRST》を持っていることです。レベルはだいぶ違いますが、集中を持つカードは終盤まで舞台に残るので、レベル3と並ぶ可能性は十分あります。よって今回は除外。
5枚めくれる『ファーストグロース Café Parade』もそそられますが、上の効果が『岡村直央』と相性の良い『硲道夫』を入れることにしましょう。

自動 このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札の上から1枚を公開する。そのカードが《音楽》のキャラなら、あなたは自分のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+2000。(公開したカードは元に戻す)
起動 集中 [ストック①][このカードをレストする] あなたは自分の山札の上から4枚をめくり、控え室に置く。それらのカードのCX1枚につき、あなたは自分の控え室のキャラを1枚まで選び、手札に戻す。

 

助太刀

SideMの助太刀は強い。まあここは無難にレベル2の助太刀を入れるとしまして、

『蒼井享介』と『スターリー・フューチャーズ 天道輝』は色・名前・特徴以外は全く同じテキストです。
助太刀は舞台に出ないので他のカードと同じ特徴でも問題ありません。『蒼井悠介』を使うデッキでは『蒼井享介』一択になりますが、今回はそれもないです。
ここは完全に趣味ですね。手元に数がそろっている『スターリー・フューチャーズ 天道輝』を使います。

 

早出しレベル3

SideMの早出しレベル3は赤青1枚ずつあります。

『水嶋咲』は盤面4枚で早出しできるので出しやすく、出せれば『315 STARS』の条件も満たせそうです。出した時に山札の上から3枚を見て1枚手札に加える効果があるのでここでイベントを回収できる可能性もあります。が、デメリットとソウル3が重いです。

『桜庭薫』は回復とパンプが魅力的。レベル2で回復が出来るということは、レベル3になるまでの時間を延ばせるということです。『天道輝』と同じ《DRAMATIC STARS》を持ちますが、向こうはレベル0の移動持ちサブアタッカーなので、おそらく舞台上で会うことはないでしょう。いざとなったら不仲営業をしてもらいます。

どちらも捨てがたいので二人あわせて4,5枚になるように入れてみますか。

 

応援

後列は『岡村直央』と『硲道夫』が埋めているので使う余裕がなさそうです。

もし入れるなら、手札回収の必要がなくなる終盤用になりますね。終盤用ならレベル高めの応援を選んでもいいかもしれません。

例えばこの2枚。レベル2青 応援+1000です。
『ファーストグロース Beit』は特徴が『渡辺みのり』と同じなので、今回は『伊集院北斗』がいいですね。

 

 

回復は『天峰秀』が持っているので、これで必要なカードは一通り選べたかな? ということでそれぞれの枚数を少し調整します。

『天道輝&天峰秀&天ヶ瀬冬馬』は入れたいけど他との相性も考えて2枚ぐらいにしておきましょう。助太刀も2枚。レベル2応援は使うかも分からないし1枚でいいかな。

枚数を決めていないカードはとりあえず4枚にしておきまして

こうなります。なんか色のバランスが悪いし、レベル0が足りてないですね……。

 

レベル0

レベル1に赤を採用しているので、レベル置き場には最初に赤を置きたいところです。それなのにレベル0の赤が6枚しかないですね。ということでレベル0を追加していきます。

赤のレベル0で絞ると大体この辺り

パラレルの方を登録しているので分かりにくくなっていますが、左上の『天道輝』はもう4枚入っています。

イベント回収の候補にもリストアップしていた『アスラン=ベルゼビュートⅡ世』を採用しましょう。自傷しての手札交換の他に、ダメージキャンセル時に手札に戻る効果があります。

自動[手札の《音楽》のキャラを1枚クロック置場に置く] このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の山札を上から3枚まで見て、カードを1枚まで選び、手札に加え、残りのカードを控え室に置く。
自動 このカードの与えたダメージがキャンセルされた時、あなたはこのカードを手札に戻してよい。

レベル0はダイレクトアタックでダメージが大きくなる機会も多いので、下の効果もそこそこ期待できます。手札に戻ってくると次のターンにも登場時効果が使えてお得!
懸念点は特徴が『水嶋咲』と同じことですが、向こうが早出しレベル3なのでまあなんとかなるでしょう。一応アスランの枚数は控えめにして、他のキャラに出番が回るようにしておきましょうか。

もう1人、『木村龍』を採用します。

このカード好き

自動 このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札の上から1枚を控え室に置く。そのカードがCXなら、このカードをストック置場に置く。
自動[ストック①][手札を1枚控え室に置く] このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室のキャラを1枚選び、手札に戻す。

上の効果は原作でも本番直前に靴紐が切れたりしている、彼の不運体質を落とし込んだナイスなデメリット効果です。
デメリットとは言っても、ストックに行くなら大助かりです。なんだかんだでストックは使うので増やしたいですからね。『伊瀬谷四季』もストックを増やせますが、もう1人ぐらいいても困りません。
舞台に残ってくれれば、レベル0帯としては高いパワー3000でアタックができます。

この2枚を追加して、青を少し減らしてみます。

ついでにレベル2にもアタッカーを1人ぐらい入れておきましょうか。ピン差しできるレベル2アタッカーはSideMだと黄色に偏っているので候補が少ないのですが。

別のデッキでフル活用している黄色レベル2達。
左から自バフで最大パワー11000、他キャラにパワー+3000、登場コスト踏み倒し

 

今回は赤のアタッカー『大河タケル』を入れます。レベル3相手だとパワー14000になるので早出しで1枚だけ出てきたようなレベル3に刺さります。

さて、レベル0は十分な数になりましたし、色のバランスもさっきよりマシになりました。50枚にするために残り数枚何を入れるかです。
無難に考えればレベル1のアタッカーですね。『伊瀬谷四季』『岡村直央』『硲道夫』辺りのトップチェックと相性が良く、色も赤の『牙崎漣』が良さそうです。

永続 あなたのターン中、このカードのパワーを+4000。
自動 このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札の上から1枚を公開する。そのカードが《音楽》のキャラなら、そのターン中、このカードのソウルを+1。(公開したカードは元に戻す)

『大河タケル』と同じ特徴を持ちますが、元々のパワーが3000で次の自分のターンまで舞台に残っていることがあまりないのと『大河タケル』も1枚なので、並ぶことはほとんど考えなくても大丈夫。

ということで枚数を調整してこれで!

できた~!!

 

となるはずなんですけどね。

画像

なんか、買っちゃったカードがありまして……

『甘やかなステップ 北村想楽』

永続 あなたのターン中、このカードのパワーを+500し、このカードは次の能力を得る。『永続 あなたの手札が7枚以下なら、このカードのパワーを+500。』
自動[ストック①][手札を1枚控え室に置く] このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の山札を見て《音楽》のキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加え、その山札をシャッフルする。

 

黄色ですがレベル0なので大きな影響はなし。山札のどこからでも好きなカードを持って来ることができるのは単純に便利です。
まあ、いいでしょ、入れても。天峰が北村先輩に可愛がられていると私が嬉しくなるし。

というわけで私のデッキはこれだ。

『渡辺みのり』も減らしたくないんだよ~と思って、色々とギリギリ……。
無理に『北村想楽』を入れようと思わなければひとつ前の形で十分ですし、このデッキなら『北村想楽』は入れても2枚でいいんじゃないでしょうか、本当は。

 

このデッキでどうやって戦う?

さて出来上がった50枚の束。どういう戦い方をしましょうか。

上の場合は「イベントカードを使いたい」「天峰を活躍させたい」「手札を補充するカードがいっぱいある」デッキなので、

レベル0:『北村想楽』『アスラン』で『岡村直央』を手札に持ってくる。余裕があれば『硲道夫』も。『木村龍』が1枚ぐらいストックに行ってくれることを願う。

レベル1:『岡村直央』でサポートしつつ『伊瀬谷四季』『木村龍』でストックを増やす。レベル2に向けて『桜庭薫』『315 STARS』を手札に加えることを目指す。『桜庭薫』の早出し条件のためにいいタイミングでリフレッシュをしたいので、様子を見つつ『硲道夫』の集中で山を削る。

レベル2:『桜庭薫』で回復しつつ『315 STARS』を使えるチャンスを待つ。イベントを使えない時は、ストックが十分にあるなら『渡辺みのり』で控え室から、『北村想楽』で山札から『天峰秀』を連れてくる。『水嶋咲』は『桜庭薫』が出せない時の備えだけど3枚見るために出すのもあり。『C.FIRST 』も1枚確保したいので。ストックは6、最低でも4残してレベル3へ。

レベル3:『天峰秀』を2,3枚並べてCX貼る。バーンダメージを喰らえ〜!
『315 STARS』をまだ使えていないならとりあえず天峰1枚出してイベントのパンプをもらってもう1枚出す、とかもあり。

って感じでしょうか。理想の動きが見えたらデッキを見直したり、実際に紙で動かして微調整をします。

 

実際に使ってみて調整する

さて、ここまでは電子カタログでやってきました。今度はこれを実際にシャッフルして遊んでみてちゃんと回る(使える)かの確認です。実戦で気になったところを調整していきましょう。
いきなり対人戦で使いたくない、というときは一人二役でバトルをする「一人回し」で動きを確認するのもいいですね。

ボツにするかもしれないカードを全部買うのは……ということもありますよね。そんな時は代用品を作ったりします。サンプル画像を印刷したものや名前や効果を書いたメモ用紙を、適当なカードと一緒にスリーブに入れればできあがり。「プロキシ」と呼ばれます。もちろん正式な対戦では使えないので、一人回しや身内との練習だけで使いましょう。

 

あくまでこれは一例です。他の方のやり方やデッキも参考にしてください。私はあんまり勝敗にこだわらないほうなので、こだわるとまた違う世界があります。

 

デッキを検索する・デッキの名称

本家のヴァイスシュヴァルツから入って来た文化で、「入っているCXの種類がデッキ名になる」というものがあります。

例えばここまで組んできた天峰デッキはCXがこの2枚です。

トリガーアイコンは『High×Joker』がカムバック(通称:扉)『C.FIRST』がゲート(通称:門)です。これをCXコンボを持つキャラのレベルが高いほうから並べて【SideM門扉】と呼びます。
デッキを組む参考にブシナビやSNSでデッキ検索をするときは、この呼び名を覚えていると捗ります。

 

ちなみに同じトリガーアイコンのCXしかない場合は【8○】と呼びます。

こんな風にCXがどちらもチョイス(通称枝)だったら【SideM8枝】ですね。

CXが3種類以上入っていると【6扉2枝】とかになったりします トリガーアイコンの通称は見た目そのままなので一度調べたらすぐ覚えられると思います。興味が湧いたら見てみてください。

 

おまけの具体例:思考実験の18才組デッキ

他にもいくつか具体例を、と思ったのですがデッキひとつで長くなったので次はざっくりさくさくと行きます。細かい効果やルールは説明しません。

SideMの「18才8人全員」を入れたいというファンデッキです。さあ、この8枚をどうしましょうか。

以下は私の例です。

CXコンボ:蒼井兄弟がそろっているのでW。享介も4枚入れよう。リバース要求だからパンプ入れたい。

集中:眉見がいる!やったー!上の効果が使い勝手悪いようだったら、2枚ぐらい道夫と入れ替えてみる。

早出しレベル3:咲ちゃん!デメリットが重いのでこちらは4枚フル投入はしなくてもいいかな。

レベル1に2色ある:慣れてくればレベル1でも2色ぐらいはなんとかなりますが、今回は1色に絞るつもりで考えます。
効果を見れば漣がメインアタッカー。キリオくんは出せるタイミングで出して効果を使う、サポートカードとしての運用になるかな。レベル1では出せなくてもいいや、ぐらいの気持ちでいよう。
レベル置き場には赤→青→黄の順で置けると綺麗。レベル2に上がるときに青があると享介の助太刀もフルパワーで使える。

下のCX:レベル1の赤で四季かなあ。漣との相性も良いし、CXが扉だからトリガーしたら享介の回収もできるし。四季は無理に4枚入れなくてもいいかも。
『ファーストグロース W』は悠介の効果(再スタンド)とは相性が悪いのでやめておく。

回復・応援:ヒールとパンプが欲しいが枠が結構いっぱいなので両方できる都合が良いカードが欲しい!そんな時には桜庭薫!色も青なので丁度良い。
他に応援も1~2枚ぐらい入れていてもいいかな。終盤になったら春名と張り替えよう。

レベル0が心許ないので色のバランスを見ながら追加。レベル0のカードは後々レベル置き場に行く係になることも考えて組んだ方が良さそう。

というわけで一旦完成。枝扉です。悠介はいかに高いパワーでアタックできるかが大事になってくるので、応援ではなく自分のターン中だけ+3000できる『柏木翼&御手洗翔太&花園百々人』を入れてみました。

レベル0が結構ギリギリの枚数ですね。なんとか回せるとは思うけど、枚数は全体的に考え直した方が良さそうです。

以上、おまけでした。
デッキを考えるだけならスマホで気楽にできるので、こういうお遊びも楽しいですね。

 

他の人がどう考えてデッキを組んでいるかも気になるので、ブラウプレイヤーさんはこういう記事を書いて欲しいです。