初心者の書くWSブラウの難しいところと楽しいところ

これは某イベント合わせで書いたものに加筆修正をした記事です。

ネットプリントはローソン・ファミマで4/30ぐらいまで可能です。番号:NEC4EY8796

 

1ヶ月で大はまりしてしまったのでヴァイスシュヴァルツブラウでみんなと遊びたい!

 というわけで、おすすめやお助けになるかは分からないのですが、初めて1ヶ月の1人の初心者の視点で「難しいところ」と「楽しいところ」を書いてみたいと思います。

難しいところ

 ルールを全解説すると長くなりすぎるのでここではしません。私が覚えたときにつまずいたところをいくつかピックアップします。
 最初にざっくりまとめると、慣れるまではスタートデッキに付いてくるプレイマット(公式サイトのルール/Q&Aのページからダウンロード可)を使用して、確認しながらゆっくり遊ぶのがいいです。そのうち慣れます。対戦相手にも初心者だと申請しておくとやりやすいでしょう。

 なお、今回は本当に最初に遊んだときに思ったところだけを書きます。最初から沢山言われても困惑するのは分かるので、深入りはしないようにしています。

・デッキってどうやって準備するの……?

 スタートデッキを開けたそのままの50枚や、公式サイトのデッキレシピのページに載っているものと同じように揃えた50枚でOKです!

 

・カードを置く場所がいっぱいある

 控え室・ストック・クロック、あとレベル置き場と4ヶ所もあるので「この行動の時はどこに置くんだっけ?」と慌てがち。
 これこそ、最初に書いた「スタートデッキに付いてくるプレイマットで確認する」のが効きます。私はまだ使っています。
 カードの効果で置く場合はそのカードにちゃんと書いてあるのでしっかり読もう。

 

・カードのコストを出す場所も2ヶ所ある

 手札とストックをメインにたまに他の場所も触るので「この時のコストはどこから何枚払うんだっけ……?」と困惑しがち。
 キャラを出す時のコストはストックから、だけ覚えておけば大丈夫です。カードの効果で動かす場合はそのカードにちゃんと書いてあるのでしっかり読もう。


・色ってなに?

 カードを出すときの色に関するルール、実際に遊ぶ時はうっかり忘れがちです。そのうち慣れます。

 

・バトルでは、キャラの勝敗とダメージの計算が別
・ダメージの計算時に運要素がある
・デッキ切れ(ライブラリアウト)の概念がほぼない

 別のカードゲームの記憶が邪魔をして上3つに私はしばらく気が付きませんでした。ここが分かると色々スムーズに動かせるようになる、と思います(ここは色々あるのですが、ルールを覚えてからがいいかと思うので割愛)。
 ダメージ計算の運要素は難しいところですが楽しいところでもあります。運が良ければ強い相手にも勝てるし、悪ければ渾身のデッキでも負けます。

 

・遊ぶ相手がいない

 対戦型アナログゲーム全てに付いてまわる命題ですね。
 初対面の人に挨拶と「初心者なのでルールを確認しながらになるのですが、よろしくお願いします」と自己紹介ができるのなら大丈夫です。カードショップなどで開催されるイベントに参加してみましょう。

ブシロード公式のイベントは『ブシナビ』という公式アプリからの会員登録と事前申し込みが必要になります。本名は出さずに参加できます。

 でもカードショップって敷居が高いですよね(アニメイトなどでのイベントももっと増えるといいなと私も思っているのですが)。入ってしまえば明るい雰囲気のお店も少なくないのですが入口がよく分からなかったりするし。
 twitteryoutubeで初心者歓迎のディスコードサーバーを立てているファン/プレイヤーの方もちらほらいるので、近くのお店の敷居が高い・そもそもお店が遠いといった場合はそういう場所でオンライン対戦から始める選択肢もあります。
 ご新規さん歓迎なのはどのジャンルも一緒なようで、先輩プレイヤー方も店員さんも親切な人が多いですよ。たまに聞いていないことまで教えてくる人もいますが、まあPにもそういう人割といるし、それはそれです。
 どうしても最初は知っている人同士でやってみたい、という場合にはご友人やフォロワーさん等にスタートデッキ1箱を貸すかあげるか、一緒に公式の初心者教室/体験会などのイベントに参加するのが一番手っ取り早いかと思います。
 気になっているフォロワーさんがいたら一緒に始めてみてはいかがでしょうか。


難しいところだけで思っていた文字数を全て使ってしまいましたが、ここから私なりの楽しいところです。


楽しいところ

・好きなアイドル/コンテンツで遊べる!

 ヴァイスシュヴァルツブラウの最大の売りポイントだと思うのですが、やっぱりこれですよ。SideMのアイドルでデッキを組んで、頭を捻って、狙い通りに行った行かない、勝った負けたで一喜一憂する。楽しいです。
 対戦ゲームなので相手の好きなものが分かるのも良いところだと思います。私は『A3!』という作品を全く知らないのですが、先日対戦したデッキで摂津万里さんというお名前は覚えました。
 ちいかわデッキの方が喜々として「くりまんじゅうは登場したターンは弱いんですよ、二日酔いで」と説明してくれたのも忘れられません。二日酔いかぁ……。

 

・知っているキャラで思わぬ盤面になる!

 お互いに好きな作品のデッキを持ってきた結果どうなるか。そうです、ちいかわさんとタケルくんでバトルになったりします。
 もちろんSideM同士でも色々なことが起きます。私が実際に経験した中で面白かったのは麗さんの応援でむきむきになった都築さん(麗さんがいると強くなる)と、翼くん(コスト0相手なら控え室に行かない)がそれぞれ並んだ時ですね。お互いに勝てないが舞台から離れない。パーペチュアルチェックです(違う)。麗さん2人に応援される都築さんが強すぎて勝てない。
 あと止めになったダメージチェックで担当のISM(サインカード)引いた時とかなんとも言えなくなりましたわ。デッキに2枚しかないのに。

 

・自分だけのデッキを組める!

 何度か遊んでルールや動かしたを覚えてきたら、担当のカードの使い方が分かってきて、入れたくなったりするでしょう。その気持ちのままにカードを入れ替えれば、自分のオリジナルデッキの完成です。
 担当を活躍させるためのデッキも良し、ユニットのコンボを狙うも良し、ひたすら勝利を目指すも良し、縛りプレイも良し。違うコンセプトでいくつもデッキを組む人もいます。50枚の事務所の方向性は自分の好きなように決めていいんです。(勝ちを狙わないデッキでは勝ちを狙っているデッキには勝てないという割り切りは必要になってきますが……)
 私は全くシナジーのない担当2人を可能な限り入れたデッキにしています。空いた枠に入れた薫さんがいつもなんとかしてくれる(2レベルの軽症でも駆けつけてくれて優しい)。担当の高レベルカードに期待して、ブースター第2弾、待っています。

 オーソドックスなノウハウが知りたいときには、ググると初心者向け講座が出てきたりします。本家ヴァイスの記事もある程度は参考になりますよ。

 デッキにまつわるルールもあるので、組む時には確認しましょう。

 

・カード周辺グッズを選ぶのが楽しい!

 ブラウは両面印刷のカードがあるため、透明ではないカードスリーブがほぼ必須です。これ、結構種類があります。
 スリーブの他にもデッキホルダー(デッキケース)やラバーマットなど、カードゲーム関連グッズは色々あり、ブラウからも他のカードゲームからも沢山出ています。100均で買えるものもあります。これで自分のデッキをコーディネートするのが楽しいんですよ! 私が一番好きなところと言っても良いかもしれません。
 担当のデッキの周辺を担当のグッズで固めるのはもちろん、デッキに入れられなかったアイドルをスリーブで起用したり、全く別の推しコンテンツのラバーマットを使ったり、組み合わせはいくらでもあります。ゲーム組のデッキにゲームキャラのデッキホルダーを使うなど捻ってみても面白そうです。
 シンプルにするなら無地のスリーブやデッキホルダーもあります。無地でも色は結構あるので好きな色を探すのも楽しいですね。
 周辺グッズとデッキに統一感を持たせても、気にせず好きな物を積み上げてもいいのです。自分のデッキは自分の城なので。私は担当のデッキを別事務所の担当のスリーブに入れているので両面とも可愛い最強デッキになっています。
 周辺グッズを買うときには、カードが入るサイズかは確認してください。他のカードゲームに合わせた小さめサイズのスリーブやデッキケースもあるので間違えてしまうと入りません。特にスリーブは大きすぎても使いにくいですし、ブラウのグッズとして出ているものと同じか1~2mm大きいサイズが安全です。
 ちなみにスリーブもデッキケースもラバーマットも印刷できる会社はあります。

 


 SideMブースターをきっかけに遊び初めて、1ヶ月で別のデッキも組もうかというぐらいにWSブラウにはまってしまったので、もっとプロデューサーとも遊びたいと思い、オススメするつもりで書きました。気になっている人の「あと半歩」のきっかけになれたら嬉しいです。
 ここに書いたのはあくまで私個人の楽しみ方です。他の楽しみ方(カード効果からキャラ解釈を見るとか)もあれば、私と同じポイントでは楽しめないという意見もあるはずです。なので、この記事でピンと来なくても、ヴァイスシュヴァルツブラウに興味があるなら触ったり、調べたりしてみてください。
 そしてもしよければ、ぜひあなたのお気に入りのデッキで遊んでください。